施工事例紹介

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2019.06.03

アパートのエクステリア工事【稲城市】

東京都稲城市の賃貸アパートです。建物はハウスメーカーさんが施工し、外構は弊社にて設計施工させていただきました。

建築工事と外構工事を別発注する事には大きなメリットが2つあると考えています。
1つはハウスメーカーや工務店が計上する経費が無くなり、安価に施工できること。
もう1つはエクステリア工事の専門知識を持った担当と直接打ち合わせが出来ることだと思います。

今回の工事も予算が決まっている中で、より良い材料を使用しお客様の要望にこたえることが出来たと思っています。

デザインは白い建物とは対照的な黒い鋳物の照明や、エイジング加工が施してあるレンガや舗装を使用しています。
色や質感を変えると統一感を失ってしまうことも有りますが、ポストや角柱フェンスなどを建物寄りの質感に近い材料にすることにより、統一感を失わないデザインにしています。

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エントランスのデザインです。
敷地全体が広く見えるように、門や壁は設けないオープン外構にしています。

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敷地の一番奥に住民の方が自由に利用できるパブリックスペース(ドックラン)を設置しています。

パブリックスペース内にガーデンシンクを設置していますので、BBQの際に使用したり、ペットの泥汚れを落としたり出来るようにしています。

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パブリックスペースを区切る赤いメッシュフェンスです。タカショーさんのトレメッシュシングルを使用しています。
珍しい色のパネルですが、フェンスの支柱を黒にすることにより違和感は無く、
むしろスタイリッシュに見せることが出来ます。

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パブリックスペース内の人工芝です。
最近の人工芝は見た目も手触りも本物にかなり近づいてきています。

賃貸物件で綺麗な状態で芝生地を管理するとなると、かなりのランニングコストがかかります。
天然芝の管理は年間で10回程度の芝刈りと数回の施肥、エアレーションなど多岐にわたり様々な管理が必要です。

ランニングコストや管理に時間を割くのが厳しいようであれば、人工芝の導入も検討すべきだと感じています。

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賃貸物件ではデザイン的に邪魔者扱いされているゴミ置場ですが、今回使ったのはヨドコウさんのダストピットRタイプ。
何年か前にグットデザイン賞をもらっている洗練されたデザインのゴミ置場です。
設置箇所に幅や奥行きが無いと難しいですが、設置条件が合えば是非使いたいゴミ置場です。

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エントランスの舗装はインターロッキングにしました。
一昔前のインターロッキングはただの四角いブロックでしたが、
最近の物はレンガ調であったり、天然素材の様な色ムラや不規則にラインが入っていたりと、
至れり尽くせりです。

コンクリート舗装のように養生期間が必要なくすぐに歩くことが出来るので、施工する側としては非常に助かります。

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